綺麗な水の大切さ
アセトアルデヒドについて
私たち人間の体は、ビール、日本酒、ウィスキー等のお酒を飲むと、アルコールは胃や腸で吸収され、肝臓に送られます。肝臓にたどり着いたアルコールは分解 されアセトアルデヒドを作り、酢酸に分解され、さらに水と二酸化炭素に分解され体外に排出されていきます。ある程度のアルコールならこの様に体外に排出さ れますが、一定の量をすぎると毒性の強いアセトアルデヒドが分解されずに血液中に残ってしまうのです。残ってしまったアセトアルデヒドが二日酔いの原因を 作ってしまうのです。アセトアルデヒドの代謝能力、つまりアルコールを体内で分解できる能力は個人の遺伝的体質などによって大きく差があります。いくら飲 酒をしても平気な人や、コップ一杯で二日酔いを起こす人がいるのはこのためです。自分の適量、アルコールの分解代謝能力を考えて飲めば二日酔いに苦しむこ とはないのです。
それでもついつい限度を超えた飲酒をすることはよくあります。こんな時、なるべく多くの水を飲むことをお勧めします。水を飲むことによって体内の代謝が活 性化するので、血液中に残っているアセトアルデヒドの濃度を薄め、尿とともに体外に排出する助けとなるのです。飲酒をする前に水を飲むと水分不足を和らげる効果があります。飲酒の途中でも一緒に水を飲むと過度の摂取にブレーキをかけることが出来ます。特にビールは喉の渇きを癒してくれる絶好のお酒ですが、 利尿作用が強く体内の水分の排出が多くなるので、多めに水を飲むと良いでしょう。飲酒をした後はミネラルウォーターで水分補給をするとさらに効果的でしょ う。意識して水を飲むことによって二日酔いを防ぐことが出来るのです。
水は健康の源。飲むタイミングが大切。 | |
より良いバランスを保つには、飲むタイミングが重要です。 1日のうちに、体が水を必要としている時は5回。 そう考えると1日で最低6~8回。コップ1杯を目安とすれば、 合計1.5リットルほど飲むことになります。 また、朝の起床後は1日のうちで最もからだが水を求めているときです。 まずは、朝の1杯から試してみて下さい。 次のページから、おいしい水や体によい水を紹介しています。毎 日飲むものだからこそ気を配って、自分や家族にあった、おいしい水を飲みましょう。 |